フラワーオブライフ〜自分を信じて生きる

Mitty(みってぃ)ブログ(^-^)ありのままに生きる♡湘南っ子と浜っ子のハーフ。外見中身は西表山猫のよう。一見どこにでもいる普通の猫ちゃんだけど、中身は野生で天然記念物級☆

大人の学びの真髄とは

お久しぶりです!金融業界の正社員、事務の派遣社員など様々な経験をして、現在はIT系エンジニアをしている、Mittyです。


◆現場で学ぶ多くの事を重視する

私が様々な職種で働いてきた経験に何一つ無駄はないと思っています。

例えば、新卒で入社した生命保険の営業では、研修でロールプレイングや報・連・相といったビジネスの基礎を学び、実践では生命保険の知識は勿論の事、ライフプランに対する考え方をしっかり身に付ける事が出来たのは貴重な経験です。

また、実際に営業を経験し、売れる人と売れない人の差は何か?

単純にお客様と仲良くなれる人が売れる訳でもなく、物凄く考えさせられる日々を送りました。

銀行事務では、日計表の見方を学び、数字を扱う現場でデータ照合を正確かつ迅速に行うスキルはIT業界に入っても、役立っています。

アパレル系の営業事務を通して原価率についての基本を学び、売上や利益に関して目を向けるようになりました。


派遣社員という働き方

派遣社員というと非正規労働者として、マイナスのイメージばかりが先行していますが、派遣社員って実力の世界だと思っています。確かに安定はしていませんが、そういう時こそ学ぶチャンスではないでしょうか。

今は正社員でもリストラされる時代ですから、常にスキルアップは必要不可欠です。移り変わりの激しい現代社会において、現状維持を求めることは、後退する事を意味しています。


◆一般職からエンジニアへ

一般職って今だと死語ですね(笑)

勉強してエンジニアとしてIT業界に入ったわけですが、事務とは180度、物の見方が変わりました。事務時代はどちらかと言うと、ルーティンワークに対して、あまり深く自分で考えて仕事をすることはしていませんでした。勿論、その中でも先に述べたように、仕事から学べる知識というものは重要視していましたが、考えたり判断する仕事は総合職の仕事と割り切っていました。

しかし、エンジニアになると、自分で考えて行動しないとなりません。

それを実感したのが、サービスデスクでのコール分析でした。集計し分析した結果から問題点を洗い出し改善する、PDCAです。集計の仕方を考え、何度もトライ&エラーを繰り返します。自分で方法を考えるのも分析するのも初めてです。

IT業界では、運用一つとってみても、会社が違うとまったくやり方の違うことが多々あります。エンジニアは、その会社ごとの独自のルールに臨機応変に適応し、その現場にあった最適なサービスを提供する必要があります。


◆ウェブ解析士取得の経緯

IT業界とWeb業界は近いようで意外と遠いのですが、たまたま仕事でインターネット関連の現場に派遣されたことからウェブアクセス解析という仕事に興味を持ちはじめました。


◆現場での学び

派遣先が、Web販促を仕事にしている方やWebデザイナーが多く在籍している現場でIT企業とはちょっと毛色の違う新鮮さがありました。

15年程前にWebデザインやプログラミングの勉強をした事のある私ですが、当時はWebサイトのデザインの流行など考えたこともありませんでした。

月日が経ち、スマートフォンでWebサイトを見る時代、Webのデザインに関しても当時の視点とは全く違うものになっていると感じます。ましてや、SEOという考え方自体がなかったような時代です。

ある日、現場で某ホスティングサービスのWebサイト改修の話が持ち上がったのですが、とても古いサイトでスマホ対応しておらず、GAタグもないようなサイトでした。

時代に合ったWebサイトを作り、販売価格が抑えられている同業他社に顧客は流れていました。それでも月に数件の申し込みがあるのは何故かという疑問にぶち当たります。

ビジネスでは、必ずしも充分なデータがあるとは限りません。その少ないデータの中からも結果を出す。顧客が求めているものは何か。仮説を立てる事が出来るか否かで、例えば顧客への調査などの実施における質問内容も異なってきます。

顧客が求めているものが分からなければ、結果として顧客のニーズからズレてしまい、販売するチャンスを逃してしまいます。

ウェブ解析士の資格は、Webに特化した部分のみならず、ビジネススキルとしてのデータ分析、マーケティングを知る上でかなり有効であると感じています。


◆ウェブ解析士のスキルについて

一般企業に勤めている場合でも、データ分析する能力は必要になってきています。データを事業に直結できる人材は常に人手不足です。

また、これから起業する方にも役立つ知識であると思います。なぜなら、現代では起業にWebサイトは必需品だからです。人に紹介する場合でもWebサイトやブログなどから情報収集されます。

文章や更新履歴から仕事に対する姿勢を感じ取ることができます。

勿論、集客にも影響します。商品の売りだけでなく、購入ターゲットを決めてストーリー仕立てにこの商品を購入するとどうなれるのかを付け加えることで顧客の購入意欲を掻き立てます。


◆まとめ

分析という考え方は、仕事での判断にとても役立ちます。何故なら、小さい大きいに関わらず、人は同じ様な物が複数存在した場合にどれを選択するか、必ずそれぞれの優位性を分析し判断するからです。

それを可視化したものがウェブアクセスだと思います。

資格取得だけが学びではなく、最大の学びは職場の中にあると思っています。AIの時代にいかに臨機応変に時代の波にのるかが勝負になっていくでしょう。今まで学んできた事、痛感してきた事が試される時代はすぐそこまで来ています。

改めて人生は学びの継続であると感じます。